
ついにマイホーム! 「決済・引き渡し」 当日の完全マニュアル
ついにマイホーム!
「決済・引き渡し」
当日の完全マニュアル
1. 決済当日の場所と流れ
これまでの手続きの集大成です。銀行の応接室に関係者が集まり、
大きなお金の手続きと鍵の授受を約1時間で行います。
集まるメンバー
- 買主様(あなた)
- 売主様
- 不動産仲介会社(売主側・買主側)
- 司法書士(登記の専門家)
- 銀行担当者
当日のタイムスケジュール
※原則、銀行窓口が開いている「平日午前中(9時〜10時開始)」に行います。
2. 忘れ物厳禁!
当日持参するものリスト
これだけは絶対に忘れないでください。
事前にカバンに入れておきましょう。
必須実印
ローン契約や登記書類に使用。印鑑登録カードではなく「ハンコ本体」です。
必須通帳・銀行印
住宅ローンが入金され、そこから送金を行う口座のものです。
必須本人確認書類
運転免許証やマイナンバーカード(顔写真付き)が必要です。
確認住民票・印鑑証明
発行3ヶ月以内。新住所か旧住所かは担当者の指示に従ってください。
場合により現金
固定資産税の精算金などを現金でやり取りする場合に必要です。
3. 登記手続きと司法書士
決済の場に同席する「司法書士」。
彼らが法務局へ申請を行うことで、名実ともに物件が「あなたのもの」になります。
主に以下の3つの登記を同日に行います。
| 所有権移転登記 | 売主様から買主様へ名義を変更。 |
|---|---|
| 抵当権設定登記 | 銀行が物件を担保にする手続き。 |
| 抵当権抹消登記 | 売主様のローン担保を外す手続き。 |
重要:権利証は後日届きます
新しい権利証(登記識別情報通知)は、手続き完了後(1〜2週間後)にご自宅等へ届きます。再発行不可の最重要書類ですので、金庫などで厳重に保管してください。
4. 鍵を受け取ったら
「即日」やるべきこと
鍵を受け取ったら、すぐに入居の準備です。
荷物を入れる前の「何もない状態」だからこそできる作業があります。
-
① ライフライン開通
特にガスは立ち会い必須です。事前予約を。 -
② 室内の換気・害虫対策
空気を入れ替え、バルサン等を焚くなら今です。 -
③ 鍵の交換(中古の場合)
防犯上、シリンダー交換を強く推奨します。 -
④ 近隣へのご挨拶
引越しのトラックが来る日時を伝えておきましょう。
5. トラブル回避のポイント
決済前の「現地立ち会い」が最重要
引き渡し後に「荷物が残っている」「設備が壊れている」といったトラブルを防ぐため、決済の数日前に売主様・買主様で現地に行き、「物件状況の最終確認」を行います。
ここで問題があれば、決済日までに是正してもらうか、修理費用の負担を取り決めます。これを飛ばしていきなり決済するのはリスクが高すぎます。
6. 翌年の「確定申告」
忘れがちなのが、翌年の2月〜3月にある確定申告です。
初年度だけは会社員の方でも自分で申告が必要です。これを忘れると「住宅ローン控除」が受けられず、数十万円単位で損をしてしまいます。
7. よくある質問(Q&A)
土日祝日に決済はできますか?
原則できません。銀行送金が必要なため平日に行います。難しい場合は代理人を立てる方法もあります。
リフォームはいつから?
鍵を受け取った瞬間から可能です。当日の午後から業者に入ってもらう方も多いです。
当日の服装は?
普段着でOKですが、銀行での手続きですのでオフィスカジュアルや清潔感のある服装が無難です。